一縮(読み)イッシュク

デジタル大辞泉 「一縮」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゅく【一縮】

よろい武具に身をかためること。また、その鎧や武具。転じて、鎧や武具をつけた武者
「只一人鎧―して」〈太平記・二六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一縮」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゅく【一縮】

〘名〙 鎧(よろい)具足などのひとそろえ。また、それを身につけること、それを身につけている者。一支具(いっしく)
※太平記(14C後)二六「只一人鎧一縮(シュク)して、歩立(かちだち)に成て」
※山科家礼記‐康正三年(1457)八月六日「具足一しゆくとは、とう、袖、かふと事歟」

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