一脈(読み)イチミャク

デジタル大辞泉 「一脈」の意味・読み・例文・類語

いち‐みゃく【一脈】

ひとすじ。ひとつづき。
少し。わずか。「一脈の不安」
「かえって―不気味な、気心の知れない感を」〈水上大阪の宿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一脈」の意味・読み・例文・類語

いち‐みゃく【一脈】

〘名〙
一度みる脈。
※咄本・九行整版本昨日は今日の物語(1636)「医師(くすし)来り、一みゃくとりて薬を与へ」
② いくつかの物事の間に、または一つの物事の中で、一連のつながりがあること。ひとすじ。ひとつづき。
開化入口(1873‐74)〈横河秋濤〉三「天津日嗣(あまつひつぎ)万国に類ひなき一脈(イチミャク)連綿天孫押籠奉り」

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普及版 字通 「一脈」の読み・字形・画数・意味

【一脈】いちみやく

ひとすじ。

字通「一」の項目を見る

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