一重帯・単帯(読み)ひとえおび

精選版 日本国語大辞典 「一重帯・単帯」の意味・読み・例文・類語

ひとえ‐おび ひとへ‥【一重帯・単帯】

〘名〙 裏地をつけない帯。夏のみに用いるもので幅は鯨尺八寸(約三〇・八センチメートル)、丈は一丈五寸(約四〇四センチメートル)。博多織や綴(つづれ)織などの厚手の布地を用いる。《季・夏》
※俳諧・糸屑(重安編)(1675)二「山の腰めくる廉子や一重帯〈千之〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android