一重梅(読み)ヒトエウメ

デジタル大辞泉 「一重梅」の意味・読み・例文・類語

ひとえ‐うめ〔ひとへ‐〕【一重梅】

花が単弁の梅。
かさねの色目の名。表は白、裏は紅。雪の下紅梅。

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精選版 日本国語大辞典 「一重梅」の意味・読み・例文・類語

ひとえ‐うめ ひとへ‥【一重梅】

〘名〙
花弁が重ならない花をつける梅。単弁の梅。
徒然草(1331頃)一三九「なほひとへ梅をなん軒ちかく植ゑられたりける」
② 襲(かさね)色目の名。表は白、裏は赤で、一一月から二月ごろまで用いた。雪の下紅梅。〔藻塩草(1513頃)〕
紋所の名。①を図案化したもの。

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