丁子染(読み)チョウジゾメ

デジタル大辞泉 「丁子染」の意味・読み・例文・類語

ちょうじ‐ぞめ〔チヤウジ‐〕【丁子染(め)】

チョウジのつぼみの煮汁で染めた染め物。香染めのやや色の濃いもの。また、その色。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丁子染」の意味・読み・例文・類語

ちょうじ‐ぞめ チャウジ‥【丁子染】

〘名〙 丁子染料とした染物。香染(こうぞめ)の黒ずんだ色のもの。
源氏(1001‐14頃)藤裏葉「すこし色ふかき直衣に丁子ぞめのこがるるまで染(し)める、白き綾のなつかしきをき給へる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android