丁子釜(読み)ちょうじがま

精選版 日本国語大辞典 「丁子釜」の意味・読み・例文・類語

ちょうじ‐がま チャウジ‥【丁子釜】

〘名〙 丁子唐草模様のある茶釜で、丁子を煎じるのに用いるもの。香気を発散させ、防臭防湿に用いる釜をもいう。
※俳諧・二息(1693)「火を消て置椽ばなの丁子釜」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android