丁数(読み)チョウスウ

デジタル大辞泉 「丁数」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐すう〔チヤウ‐〕【丁数】

2で割り切れる数。丁の数。偶数半数に対していう。
多く和装本において、書物の紙の枚数

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丁数」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐すう チャウ‥【丁数】

〘名〙
① 二で割りきれる数。丁の数。偶数。半数に対していう。
譬喩尽(1786)二「偶数(チョウスウ)は不用奇数(はんすう)は可用」
② 書物に綴じられた紙の枚数。多く、和装本についていう。裏表一枚、また袋綴じの一折で数える。
※俳諧・宇陀法師(1702)誹諧撰集法「歳旦引付など丁数多きは見ぬ先よりうとましき心地す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android