丁銭・長銭(読み)ちょうせん

精選版 日本国語大辞典 「丁銭・長銭」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐せん チャウ‥【丁銭・長銭】

〘名〙 銭九六文を一〇〇文に通用させる九六銭(くろくぜに)などに対して、銭一〇〇文を一〇〇文そのままとして勘定すること。丁百調銭
浄瑠璃三浦大助紅梅靮(1730)二「法に勝れし高利貸金、めたり丁銭(チャウセン)八割七割十歩一の口銭かた引き」 〔金史‐食貨志三〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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