七つ新屋村(読み)ななつしんやむら

日本歴史地名大系 「七つ新屋村」の解説

七つ新屋村
ななつしんやむら

[現在地名]清水市七ッ新屋・七ッ新屋一―二丁目・有度本町うどほんちよう

長崎ながさき村・長崎新田の南、有度山うどさん丘陵の北麓にあり、西は七つ新屋新田。東海道が通る。慶長四年(一五九九)九月の横田村詮の浅間社領所付覚(志貴家文書)に七ッ新屋村とみえ、当村のうち二五五石余が浅間衆(現静岡浅間神社の神職)に与えられている。同一四年の彦坂光正吉川きつかわ村など五ヵ村の荒地開発手形(旧伴野家文書)に村名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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