七仏通戒の偈(読み)シチブツツウカイノゲ

デジタル大辞泉 「七仏通戒の偈」の意味・読み・例文・類語

しちぶつつうかい‐の‐げ【七仏通戒の×偈】

過去七仏が共通して受持したといわれる、釈迦しゃかの戒めの偈。諸悪莫作しょあくまくさ衆善奉行しゅぜんぶぎょう自浄其意じじょうごい・是諸仏教の4句。七仏通戒偈

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精選版 日本国語大辞典 「七仏通戒の偈」の意味・読み・例文・類語

しちぶつ【七仏】 通戒(つうかい)の偈(げ)

  1. 仏語。過去七仏が通戒(略戒)とした偈。簡略に諸仏の教戒を示した偈。「諸の悪はなすなかれ(諸悪莫作)、衆(もろもろ)の善は奉行せよ(衆善奉行)、自ら其の意を浄くせよ(自浄其意)、これ諸仏の教なり(是諸仏教)」をいう。〔法華玄義‐二・上〕

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