七右衛門(読み)しちえもん

精選版 日本国語大辞典 「七右衛門」の意味・読み・例文・類語

しちえもん シチヱモン【七右衛門】

〘名〙 (「住持」に「十字」を当て、「七」は「十」字の曲った形であるところから) 僧から還俗(げんぞく)した者。転じて、僧をいう人形浄瑠璃社会の隠語
洒落本・くたまき綱目(1761)「非人倫詞 七右衛門 介右衛門〈略〉左平治 源四郎
※洒落本・虚実柳巷方言(1794)「婆(とち右衛門)坊主(七右衛門)」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android