七巡り(読み)ナナメグリ

デジタル大辞泉 「七巡り」の意味・読み・例文・類語

なな‐めぐり【七巡り】

七度めぐること。また、何度もめぐること。ななまわり。
四十九日しじゅうくにち七七日なななぬか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七巡り」の意味・読み・例文・類語

なな‐めぐり【七巡・七回】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 七度めぐること。また、幾度もめぐること。
    1. [初出の実例]「時鳥いくたの山の七めぐりめぐり行きても又も鳴かなん〈藤原家良〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)二〇)
  3. なななぬか(七七日)
    1. [初出の実例]「藤黄門へ一荷両種〈串柿かへ〉遣之、明日右衛門佐母七廻」(出典:言継卿記‐天文一三年(1544)二月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android