七淵神社(読み)ななつぶちじんじや

日本歴史地名大系 「七淵神社」の解説

七淵神社
ななつぶちじんじや

[現在地名]高知市七ッ淵

七ッ淵集落の北部に鎮座する。祭神は市杵島比売命・闇神。旧村社。古くは弁財天と称していたが、明治元年(一八六八)鎮座地の当地に奇淵七ヵ所があることにちなんで現社名とした。大正五年(一九一六)稲屋神社を合祀

境内社の下女げじよ神社は祭神は不詳だが、「土佐州郡志」は七淵の一つ下女ガ淵について「相伝、古平家族党過此地、其妻自投水死故名」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android