七瀬ふたたび(読み)ナナセフタタビ

デジタル大辞泉 「七瀬ふたたび」の意味・読み・例文・類語

ななせふたたび【七瀬ふたたび】

筒井康隆の連作SF小説集。各作品は昭和47年(1972)から昭和49年(1974)にかけて、「小説新潮」誌などに掲載単行本は昭和50年(1975)刊行。超能力を持つ女性、火田七瀬主人公とする「七瀬シリーズ」の一つテレビドラマなど多数映像化されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「七瀬ふたたび」の解説

七瀬ふたたび

①筒井康隆のSF小説。他人の心を読むことができる七瀬を主人公にした連作小説集。1975年刊行。
NHKのテレビドラマ「少年ドラマシリーズ」の作品のひとつ。①を原作とする。放映は1979年8月。脚本石堂淑朗出演:多岐川裕美、新垣嘉啓ほか。
③①を原作とする日本のテレビドラマ。放映はNHK(2008年10月~12月)。全10回。脚本:伴一彦、真柴あずき。音楽:川井憲次。出演:蓮佛美沙子、塩谷瞬ほか。②とは設定などが異なる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android