万代和歌集(読み)マンダイワカシュウ

デジタル大辞泉 「万代和歌集」の意味・読み・例文・類語

まんだいわかしゅう〔マンダイワカシフ〕【万代和歌集】

鎌倉中期の私撰和歌集。20巻。衣笠家良撰か。宝治2年(1248)成立勅撰集にもれた歌約3800首を収めたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「万代和歌集」の意味・読み・例文・類語

まんだいわかしゅう‥ワカシフ【万代和歌集】

  1. 鎌倉中期の私撰集。二〇巻。藤原家良撰か。宝治二年(一二四八)初撰本成立。翌年精撰本成立か。万葉時代から当代に至る勅撰集に収められていない歌三八二六首を集め、四季・神祇・釈教・恋・雑・賀に分類したもの。後続する勅撰集の撰集資料になったり、現存家集に見られない歌がはいっていたりして、和歌史上の研究的価値が高い。

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