万代高田村(読み)もずたかだむら

日本歴史地名大系 「万代高田村」の解説

万代高田村
もずたかだむら

[現在地名]堺市百舌鳥本もずほん町一―三丁・東上野芝ひがしうえのしば町一―二丁・上野芝うえのしば町一丁・百舌鳥夕雲もずせきうん町二―三丁・あさひ丘北おかきた町一―五丁など

万代赤畑もずあかはた村の南西に位置する。大鳥郡に属し、万代庄八ヵ村の一。慶長一〇年(一六〇五)和泉国絵図に「高田村」とみえ高五九二石余。寛永末年頃の状況を記したと推定される和泉国郷村帳では万代梅もずうめ万代金口もずかねのくち万代百済もずくだらおよび当村で「万代村」とされ、高一千九六〇石余の幕府領(奈良奉行支配)。元禄初年の「泉州志補遺」では一村でみえ五九三石余。元文年中改和泉国四郡郷村高帳では六六二石余とあり、以降大幅な変化はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android