パルミチン

デジタル大辞泉 「パルミチン」の意味・読み・例文・類語

パルミチン(palmitin)

パルミチン酸グリセリンとのエステル白色結晶で、油脂主成分トリパルミチン

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精選版 日本国語大辞典 「パルミチン」の意味・読み・例文・類語

パルミチン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] palmitin ) 油脂の一つ。パルミチン酸とグリセリンのエステル。三個のパルミチン酸と結合したものは、牛・豚脂・やし油などに広く存在する。

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化学辞典 第2版 「パルミチン」の解説

パルミチン
パルミチン
palmitin

glycerol tripalmitate.C51H98O6(807.34).C3H5(OCOC15H31)3.パルミチン酸のグリセリドで,トリパルミチンともいう.牛脂,豚脂,やし油オリーブ油などに含まれる.融点65 ℃.冷エタノールに難溶,冷エーテルに微溶.[CAS 555-44-2]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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