三つ本草(読み)みつもとそう

精選版 日本国語大辞典 「三つ本草」の意味・読み・例文・類語

みつもと‐そう‥サウ【三本草・狼牙】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科多年草各地山野に生える。高さ〇・三~一メートル。全体に粗毛密布。葉は三小葉からなる。小葉は楕円形で縁に鈍鋸歯があり、長さ三~八センチメートル。夏、茎上部で枝を分かち径一センチメートルの黄色い五弁花を数個つける。漢名、狼牙委陵菜。みなもとそう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android