三口(読み)みつくち

精選版 日本国語大辞典 「三口」の意味・読み・例文・類語

みつ‐くち【三口】

〘名〙
① (「兎唇」とも書く) 「こうしんれつ(口唇裂)」の俗称。兎唇(としん)
※俳諧・二息(1693)「三口を唖が女房にぬり付て」
古来の伐木法。鋸(のこぎり)を用いないで大木の根元を斧で三方から切り込み、残った部分は火をたいて焼き切るもの。弦掛(つるかけ)に似た手法

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