三太守(読み)サンタイシュ

デジタル大辞泉 「三太守」の意味・読み・例文・類語

さん‐たいしゅ【三太守】

上総かずさ常陸ひたち上野こうずけ国守くにのかみの称。この3国は特に親王国守に任じられ、これを太守といった。→三介さんすけ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三太守」の意味・読み・例文・類語

さん‐たいしゅ【三太守】

  1. 〘 名詞 〙 天長三年(八二六)に上総(かずさ)常陸(ひたち)上野(こうずけ)三国の守は、親王が任ぜられることになり、太守と称されるようになったので、この三国の太守を総称していう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android