三宅康直(読み)みやけ やすなお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三宅康直」の解説

三宅康直 みやけ-やすなお

1811-1893 江戸時代後期の大名
文化8年7月24日生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)姫路藩主酒井忠実(ただみつ)の6男。三宅康明(やすてる)の養子となり,文政11年三河(愛知県)田原藩主三宅家11代。渡辺崋山(かざん)を家老起用,天保(てんぽう)の飢饉(ききん)では報民倉(ほうみんそう)をひらき領民をすくう。天保13年藩士村上範致(のりむね)に命じて洋式大砲と火薬の製造を開始。嘉永(かえい)3年軍制を西洋式にかえた。明治26年8月9日死去。83歳。号は王春,巴翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android