三年斎(読み)さんねんさい

精選版 日本国語大辞典 「三年斎」の意味・読み・例文・類語

さんねん‐さい【三年斎】

〘名〙 斎宮斎院となった内親王が、宮城内の初斎院から城外に設けられた野宮(ののみや)に移って三年間行なう潔斎。この潔斎のあと、斎宮、斎院に入って神事に奉仕した。
三代実録‐元慶四年(880)四月一一日「三年斎之後、去年可野宮、縁穢而停、非緩也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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