三思一言(読み)さんしいちげん

精選版 日本国語大辞典 「三思一言」の意味・読み・例文・類語

さんし‐いちげん【三思一言】

〘名〙 繰り返し考えたのちにことばに出すこと。ことばをつつしむこと。
曾我物語(南北朝頃)一〇「真光は、なましひなることをいひ出し、赤面してぞ立ちにける。これや、さんし一けん、思慮有るべきにや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android