三方原の戦い(読み)みかたがはらのたたかい

精選版 日本国語大辞典 「三方原の戦い」の意味・読み・例文・類語

みかたがはら【三方原】 の 戦(たたか)

元亀三年(一五七二)一二月、遠江国静岡県三方原での武田信玄徳川家康との戦い家康織田信長援軍を得たが大敗した。

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旺文社日本史事典 三訂版 「三方原の戦い」の解説

三方原の戦い
みかたがはらのたたかい

1572年,遠江 (とおとうみ) (静岡県)三方原で行われた武田信玄と徳川家康との合戦
信玄は上洛しようとして遠江に侵入し,浜松城に迫った。家康は織田信長の援軍を得て三方原に兵を出し戦ったが,大敗してかろうじて浜松城に逃げ帰った。しかし信玄は浜松城を攻めず帰国し,翌1573年三河侵入の途中病死した。家康一代の難戦といわれた。

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