三村道益(読み)みむら どうえき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三村道益」の解説

三村道益 みむら-どうえき

1700-1761 江戸時代中期の医師,本草家。
元禄(げんろく)13年生まれ。信濃(しなの)(長野県)木曾の人。山脇東洋に医をまなび,木曾代官山村家につかえた。山中薬草をしらべて村民採取をすすめ,薬の製法指導。これより木曾の薬草の名がひろまった。宝暦11年9月21日死去。62歳。名は璞。字(あざな)は季崑。号は石床。著作に「木曾薬譜」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android