三条教則(読み)さんじょうきょうそく

世界大百科事典(旧版)内の三条教則の言及

【教部省】より

…教部省は社寺の廃立,神職・僧侶の任命など社寺行政全般を統轄する一方で,宗教団体すべてを動員する積極的な国民教化に着手した。全国の神職,僧侶をすべて教導職に任命し,教義として三条教則(敬神愛国,天理人道の明示,皇上奉戴と朝旨遵守)を下付して,教院,講社を通じて説教を行わせた。しかし,信教の自由を求める真宗各派の運動や,教化政策に批判的な開明派官僚の批判を受け,77年廃止。…

※「三条教則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android