三輪田村(読み)みのわだむら

日本歴史地名大系 「三輪田村」の解説

三輪田村
みのわだむら

[現在地名]河北町三輪田

東流し追波おつぱ湾に注ぐ北上川(追波川)の南岸に位置し、上品じようぼん山の北麓に集落が点在する。西は大森おおもり村・福田ふくだ村。慶長五年(一六〇〇)の葛西大崎船止日記(伊達家文書)の葛西中に「みのわたの内 舟仁そう」とある。正保郷帳では田八二貫四八五文・畑九貫三二三文で水損・旱損と注され、ほかに新田二〇貫六五三文。桃生郡南方大肝入支配下の村で、「封内風土記」では戸数一三〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android