デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三遊亭円左(初代)」の解説 三遊亭円左(初代) さんゆうてい-えんさ 1853-1909 明治時代の落語家。嘉永(かえい)6年生まれ。初代三遊亭円朝の弟子となり,理朝(一説には鯉朝),米朝,飩朝(どんちょう)をへて円左を名のる。明治19年真打。38年4代橘家円喬(たちばなや-えんきょう)らと落語研究会をつくった。人情味のある落とし噺(ばなし)を得意とし,新作も演じた。明治42年5月8日死去。57歳。江戸出身。本名は小泉熊山。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例