三隅兼連(読み)みすみ かねつら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三隅兼連」の解説

三隅兼連 みすみ-かねつら

?-1355 鎌倉-南北朝時代の武将
石見(いわみ)(島根県)の豪族益田氏の分家で,本拠は那賀郡三隅郷の高城。後醍醐(ごだいご)天皇の船上山挙兵にくわわる。石見南朝方の中心となり,上野頼兼,高師泰(こうの-もろやす)を相手に奮戦。のち足利直冬(ただふゆ)とともに京都で足利尊氏とたたかい,文和(ぶんな)4=正平(しょうへい)10年3月12日討ち死に。通称は孫二郎。法名は信性。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android