上伊福村(読み)かみいふくむら

日本歴史地名大系 「上伊福村」の解説

上伊福村
かみいふくむら

[現在地名]岡山伊福町いふくちよう一―四丁目・伊島町いしまちよう一―三丁目・津倉町つくらちよう一―二丁目・奉還町ほうかんちよう一―二丁目・絵図町えずちよう・いずみちよう清心町せいしんちよう国体町こくたいちよう谷万成たにまんなり一丁目・三門東町みかどひがしまち京山きようやま一―二丁目・伊島北町いしまきたまち

東は南方みなみがた村、西は下伊福村枝村の国守くにもり・三門、万成村と山境。南の下伊福村との境を山陽道が通り、北は津島つしま村。村前北東から南西座主ざす川が流れる。枝村に別所べつしよ定国さだくに・津倉・栄ヶ崎がある。下伊福村とともに古代御野郡伊福郷(和名抄)、中世伊福郷の遺称地とされる。慶長八年(一六〇三)伊福村のうち六〇石が、灯明領として山城石清水いわしみず八幡宮に寄進されている(「池田照直寄進状」石清水文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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