デジタル大辞泉
「上側」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
うわ‐かわ うはかは【上側】
〘名〙 (「うわがわ」とも)
① 物の
上層部やその表面。また、物の上の方。うわっかわ。
※雑俳・千枚分銅(1704)「うはかはの涌
(わ)く
水風呂(すいぶろ)に飛上り」
② (比喩的に) 外に見える
部分。心の中や
物事の
本質などに対して、表に現われる
行動や態度、現象など。うわべ。うわっかわ。
※玉塵抄(1563)三七「淵(ふかし)は、物のをくそこをきわめさぐることぞ。上(ウワ)かわをなでてとをるはわるいぞ」
うわっ‐かわ うはっかは【上側】
〘名〙 「うわかわ(上側)」の変化した語。
※
落語・
位牌屋(1896)〈三代目柳家小さん〉「上
(ウハ)っ側
(カワ)へ好い奴を載せて中へ凋
(かれ)っ葉なんぞが有りゃア為ないかい」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報