上原真佐喜(初代)(読み)うえはら まさき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上原真佐喜(初代)」の解説

上原真佐喜(初代) うえはら-まさき

1869-1933 明治-昭和時代前期の箏曲(そうきょく)家。
明治2年10月3日生まれ。9歳のころ山田流千代田検校(けんぎょう)門下の浅井千束(ちづか)に入門。のち奥村真佐古(まさご)に師事し,明治23年真佐喜を名のり,翌年師の没後その後継者となる。大正6年真磨琴(ままごと)会を創立。昭和8年7月10日死去。65歳。東京出身。本名は幸太郎。作品に「春の朝」「里の四季」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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