上原真佐喜(2代)(読み)うえはら まさき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上原真佐喜(2代)」の解説

上原真佐喜(2代) うえはら-まさき

1903-1996 昭和-平成時代の箏曲(そうきょく)家。
明治36年12月10日生まれ。初代上原真佐喜の長女長唄,河東(かとう)節,一中節などの習得につとめ,昭和8年2代上原真佐喜を襲名。山田流古典ばかりでなく新作も手がけ,作曲にもすぐれた。45年人間国宝,55年芸術院賞,58年芸術院会員。平成8年5月11日死去。92歳。東京出身。本名は林兎喜子。作品に「香具山にのぼりて」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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