上場廃止基準(読み)じょうじょうはいしきじゅん(英語表記)delisting standard

知恵蔵 「上場廃止基準」の解説

上場廃止基準

株式上場が取り消しとなる基準。上場株式の75%から90%以上が少数株主に保有される、株主数が大幅に減少する、など流通性に問題が生じている場合や、時価総額が10億円未満となる、取引が成立しない、など上場されている意義が失われたと見なされる例が根拠となる。この他、債務超過有価証券報告書への虚偽記載など、企業存続が問われる場合にも適用される。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android