上富川村（読み）かみとみがわむら

日本歴史地名大系 「上富川村」の解説

上富川村
かみとみがわむら

[現在地名]上越市上富川

下富川村の南、櫛池（くしいけ）川右岸に位置する。元禄郷帳に「古留川村」とある。文禄（一五九二―九六）頃の頸城郡絵図に「藤田分此外六方分留川村　上」とみえ、本納九六石八斗四升九合二勺・縄高二三七石四斗三升一合八勺、家一七軒・七五人。当村に隣接して「居多分のふあミ村　下」と「愛宕分富長分日朝寺村　下」があり、前者は本納一三石五斗・縄高二〇石三斗五升、家二軒・六人、後者は本納二六石六升八合五勺・縄高四四石九斗一升二合、家四軒・一四人。両村とも近世には当村に含まれた。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で，天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25～30%含まれる。有機物の分解，たとえばセルロースの腐敗，発酵の際に生成され，沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay