上小瀬村(読み)かみおせむら

日本歴史地名大系 「上小瀬村」の解説

上小瀬村
かみおせむら

[現在地名]緒川村上小瀬

村の北と東西に山があり、中央を緒川が蛇行しながら北から南へ流れる。支流小舟こぶね川が合流する村の中央部は低い盆地をなす。南は下小瀬しもおせ村。文禄五年(一五九六)の御蔵江納帳(秋田県立図書館蔵)に「上小瀬」とみえ、寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高には「小瀬村」とあり、元禄郷帳に「上小瀬村」とある。「水府志料」によると戸数およそ二七五、「水戸より黒羽、太田原辺への往来なり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android