上山屋村(読み)かみやまやむら

日本歴史地名大系 「上山屋村」の解説

上山屋村
かみやまやむら

[現在地名]笹神村上山屋

真光寺しんこうじ山の麓にあり、北は山崎やまざき町。貞享元年(一六八四)の村上藩領分郷村高辻帳では高四四石四斗余。元禄郷帳では笹岡ささおか村枝郷とある。宝永四年(一七〇七)頃の山崎組御巡見御案内帳(渡辺家文書)では高一〇八石七斗余・田畑反別九町一反九畝余とあり、ほかに他領出作として同様に七一石六斗余・五町四反七畝余とみえ、家数一三、男三八・女三九で、正保四年(一六四七)の開発とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android