上扇(読み)アゲオウギ

デジタル大辞泉 「上扇」の意味・読み・例文・類語

あげ‐おうぎ〔‐あふぎ〕【上扇】

能の型で、開いた扇を顔の前から頭上に上げ、右脇に下ろすもの。扇はからだの前で右手で立てて持ち、ゆっくり上げて顔をおおうようにする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上扇」の意味・読み・例文・類語

あげ‐おうぎ‥あふぎ【上扇】

  1. 〘 名詞 〙 能楽の型の一つ。開いた扇をからだの前に右手で立てて持ち、次第に右手を上げながら面の前をおおうようにし、後に下がりながら扇を頭上に上げて右脇へ下ろすこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android