上村吉弥(初代)（読み）うえむらきちや

デジタル版日本人名大辞典+Plus 「上村吉弥(初代)」の解説

?－?　江戸時代前期の歌舞伎役者。
延宝(1673-81)のころの京都の若女方。美貌にめぐまれ,舞や所作事にすぐれていた。帯を八文字にむすぶ「吉弥結び」をはじめたことで知られる。通称は大吉弥。引退後は上文字屋吉左衛門と名のり,白粉(おしろい)屋をひらく。

出典　講談社デジタル版日本人名大辞典+Plusについて　情報 | 凡例

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