上生居村(読み)かみなまいむら

日本歴史地名大系 「上生居村」の解説

上生居村
かみなまいむら

[現在地名]上山市上生居

生居川の上流域にあり、西の下流中生居村。古くは蔵王山の登拝口であった。腰王山こしおうやま地名があり、腰王神社が祀られる。正保郷帳では田方四四三石余・畑方一八五石余。元禄一一年(一六九八)の村明細帳(三浦文庫)では高六五五石余、うち新田二七石余、反別は田二八町四反余・畑二七町五反余で、銭九六三文・薪九五駄・炭一五俵が課された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android