上田進(読み)うえだ すすむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田進」の解説

上田進 うえだ-すすむ

1907-1947 昭和時代のロシア・ソビエト文学者。
明治40年10月24日生まれ。尾崎宏次(ひろつぐ)の兄。早大在学中に日本プロレタリア作家同盟にはいり,ロシア革命後の文学を精力的に紹介した。ショーロホフの「ひらかれた処女地」第1部は本邦初訳。昭和22年2月24日死去。41歳。東京出身。本名は尾崎義一。訳書ゴーリキー幼年時代」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android