上田閑照(読み)うえだ しずてる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上田閑照」の解説

上田閑照 うえだ-しずてる

1926- 昭和-平成時代の宗教哲学者。
大正15年1月17日生まれ。高野山大助教授などをへて,昭和47年京大教授。のち花園大客員教授。禅を中心とする日本仏教,西田哲学の研究で知られ,東西哲学の総合をめざす。平成8年日本宗教学会賞。15年学士院会員。東京出身。京大卒。著作に「禅仏教─根源的人間」「マイスター・エックハルト」「西田幾多郎を読む」「非神秘主義―禅とエックハルト」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android