上絆(読み)あげほだし

精選版 日本国語大辞典 「上絆」の意味・読み・例文・類語

あげ‐ほだし【上絆】

  1. 〘 名詞 〙 昔の刑具であるほだし一つ罪人などの手足を上の方へつり上げて、動きのとれないようにする枷(かせ)
    1. [初出の実例]「山出て七拾五人して引たる楠の大物にてあげほだしにぞうったりける」(出典:幸若・景清(室町末‐近世初)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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