上覧(読み)ジョウラン

デジタル大辞泉 「上覧」の意味・読み・例文・類語

じょう‐らん〔ジヤウ‐〕【上覧】

[名](スル)天皇将軍など、身分の高い人が御覧になること。
[類語]天覧叡覧

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精選版 日本国語大辞典 「上覧」の意味・読み・例文・類語

じょう‐らんジャウ‥【上覧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょうらん」とも ) 天皇または貴人がご覧になること。
    1. [初出の実例]「遣唐使として牒状を賜り、観密府に参じ、上覧(じゃうラン)に達して」(出典源平盛衰記(14C前)一二)
    2. 「十三日の御まへに御すくろくしやうらむあるへきに」(出典:御湯殿上日記‐文明一二年(1480)四月五日)
    3. [その他の文献]〔詩話総亀‐巻四・称賞〕

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普及版 字通 「上覧」の読み・字形・画数・意味

【上覧】じようらん

天覧。

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