上辺見村(読み)かみへみむら

日本歴史地名大系 「上辺見村」の解説

上辺見村
かみへみむら

[現在地名]総和町上辺見

西牛谷にしうしがい村の南に所在。東は釈迦しやか(現在は水田)西枝、西は大山おおやま(現在は水田)中流域。南北台地に続く。字鹿養大道北かようおおみちきた鐙塚あぶつか古墳円墳で、東西二〇・五メートル、南北二三・六メートル、高さ二メートル。埴輪破片・丸石などが出土。天正一八年(一五九〇)古河藩領となり、岡郷組に属して明治に至る。「寛文朱印留」に村名がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android