上長後村(読み)かみちようごむら

日本歴史地名大系 「上長後村」の解説

上長後村
かみちようごむら

[現在地名]藤沢市長後ちようご

引地ひきじ川の支流長後川が村中を流れる。東は七次ななつぎ村・千束せんぞく村、西は上土棚かみつちだな(現綾瀬市)、南は下土棚村に接する。長後村(下長後村)と併せて長後村として扱われることもある。近世は初め幕府直轄領、宝永三年(一七〇六)旗本土屋領となる。検地は延宝三年(一六七五)幕府代官成瀬長俊が実施(風土記稿)。南北に八王子道(滝山道)、東西に大山道が通り、その継立村である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android