上高輪町在方分(読み)かみたかなわちようざいかたぶん

日本歴史地名大系 「上高輪町在方分」の解説

上高輪町在方分
かみたかなわちようざいかたぶん

東は海に臨み、西は白金しろかね三田の地に接し、北は三田および本芝ほんしばの町家が広がる。荏原えばら郡に所属。田園簿に上・下の高輪町が載り、この頃から上・下の唱えがあった。田園簿によると高一八五石余、うち田方五五石余・畑方一三〇石余、ほかに屋敷一畝。幕府領元禄郷帳では高二二八石余、天保郷帳では高一八一石余。東海道筋にあたるため街道を中心にしだいに町地化が進み、芝田しばた町・芝通新しばとおりしん町・芝横新しばよこしん町・芝伊皿子しばいさらご町・芝伊皿子台しばいさらごだい町・芝伊皿子七軒しばいさらごしちけん町・明下あけした町が成立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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