上麦口村(読み)かみむがくちむら

日本歴史地名大系 「上麦口村」の解説

上麦口村
かみむがくちむら

[現在地名]小松市上麦口町かみむぎくちまち

滓上かすかみ川上流山間部にあり、西の下流は下麦口村。正保郷帳では高二三四石余、田方六町・畑方七町八反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高一五四石余、免三ツ八分、小物成は山役一八三匁(三箇国高物成帳)。明治初年の本籍三三戸、人数男七七・女八四、牛一・馬四、物産に実綿・麻・楮皮・葉煙草・菜種・枚木・杪・繭・生糸・炭がある(皇国地誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android