下から出る(読み)したからでる

精選版 日本国語大辞典 「下から出る」の意味・読み・例文・類語

した【下】 から=出(で)る[=這(は)う]

  1. へりくだった態度相手に接する。腰を低くして対する。下手(したて)に出る。
    1. [初出の実例]「下々の人になさけかけ、とかく下(シタ)から出(デ)なんしたゆへ、けっくもてたと申しんす」(出典:洒落本・蕩子筌枉解(1770)答武陵田太守)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android