下り酒(読み)クダリザケ

デジタル大辞泉 「下り酒」の意味・読み・例文・類語

くだり‐ざけ【下り酒】

上方かみがたから来た酒を江戸でいう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の下り酒の言及

【酒問屋】より

…また酒問屋から駄売屋ないしは小売酒屋への仲介をする酒仲買人も存在した。 酒問屋のなかで,もっとも規模の大きいのは江戸の酒問屋で,そこでは下り酒問屋と地廻り酒問屋とに分かれていた。前者は下り酒を専門とする問屋で,後者は関東諸国(いわゆる関八州)より送られてくる酒を売りさばく問屋であった。…

※「下り酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android